『黒魔道士の村』
(DISC4)


ガイア因子によって造られた黒魔道士と、 テラ因子によって造られたジェノム。 彼らは徐々に相互の理解を築いていく……。

場所 台詞と考察
入口 黒魔道士24号:「ジェノムのみんなからぼくらの知らない世界のこと、いろいろ聞いてるんだ」
ジェノム@:「ここは不思議な集落だな……。隠れ住んでいるように見受けられるが」
武器屋 黒魔道士239号:「いらっしゃいませー!」

ジェノムAがふくろうを見て……。
ジェノムA:「この生命体が空を飛ぶのか? 何のために空など飛ぶのだ? ガイアは不必要なものばかりだ……」
水車小屋前 黒魔道士111号:「みんな帰って来たし、仲間も増えたし、ボビィ=コーウェンも生まれたし……うれしいことって、いっぺんに来るんだね」
ジェノムB:「見たところ、明らかに無駄だらけの生命体なのだが……、見ていると不思議な感覚が生じるのはなぜだ?」
水車小屋 黒魔道士33号:「ボビィ=コーウェンが卵を生んだら、もっとチョコボが増えるのかな?」
ジェノムC:「なるほど、ここで捕獲してきた生命体をとじこめて研究するのだな」
池のほとり ジェノムD:「……こいつらが私を変な名前で呼ぼうとするのだ……」
黒魔道士44号:「やっぱり仲間になったんだから名前がないと困るよねえ……。777号なんていいんじゃない!?」
黒魔道士189号:「ボクがこの子に名前つけてあげるよ! そうだねえ……333号なんてどう!?」
道具屋 ジェノムE:「私はこの店で手伝うという行為をすることになったのだが……、いったいそれは何をすれば良いのだ?」
ジェノムF:「流れる水……流れる時……いつまでも、同じではいられないもの……不可解だ……」
宿屋 黒魔道士123号:「おんがくって多分ガイアとかテラとか関係なく伝わると思うんだ」
ジェノムG:「音声による伝達のための機構にどうしてガイアの者は思い入れるのだ?」
ジェノムH:「光の有無でガイアの者は休息をとることを決定するのだな……。テラはいつも明るいため、この手法はとれないぞ……」
墓場 ミコト:「これが死者をまつる、墓……? こんなことをして何になるというの? 死者は喜びもしない……何も残らない……」
黒魔道士288号:「……多分それは違うよ……、死んでいった人のためにお墓を立てるんじゃないんだ。君に言わせるとそれも無駄なのかもしれないけど……。そうだな……悪く言えば気休めだよ、例えばこんなふうに思うために……。僕たちは死んでいった君のことを決して忘れません、この墓の前に立つたびに君のことを思い出します……。……そして僕たちはやがて訪れる死の恐怖にも負けず生きてゆきます……。……僕のこともこんなふうにみんなが、いつまでも忘れずにいてくれるのだから……」
ミコト:「……」
黒魔道士56号:「ぼくは忘れないよ? 死んでいった36号くんのことを……」

黒魔道士288号:「彼女に話を聞いてひとつわかったことがあるんだ……。僕ら黒魔道士とジェノムはどことなく似ているだろう? それはどうしてだと思う?」
ジタン:「わからないな……どうしてだ?」
黒魔道士288号:「僕らはアレクサンドリアで作られた……。だけどその技術はもともとアレクサンドリアにあったものじゃない……クジャが持ち込んだんだ。クジャはジェノムを作る技術を部分的ながら知っていたんだ……。そしてその技術を応用して僕らを製造した」
ジタン:「……」
黒魔道士288号:「僕は時々思うんだ……クジャもジェノムだったのなら、いったいどういうきもちで僕らを見ていたのだろうって……」










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