眼帯(2) | Vジャンプ2000年12月号にベアトリクスが眼帯をしている理由について書かれてありました。 インタビューよりはちゃんとした内容です。 スクウェアからのコメントでは・・・「眼帯をしている理由については、ベアトリクスは誰にも話したがらないんです。なのでくわしいことは、本人にしかわからないんですね。」とありました。 (誰にも話したがらないということは、彼女にとって屈辱的な何かがあったということだろうか?) |
ブランクの傷(1) | Vジャンプ2000年12月号にブランクの全身の傷について書かれてありました。 スクウェアからのコメントでは・・・「ジタンと出会ったときには、ブランクはすでにキズだらけでした。実は、そうとうな数の修羅場をくぐってきたんですよ。」とありました。 (そうとうな数の修羅場って・・・ブランクは一体何歳なんだよ! 今までジタンより1つくらい年上と思ってはいたが、まさか20過ぎているのか・・・? というよりジタンと会ったのはいつだよ! 1、2年の付き合いとは思えないし・・・しかし、そうなると家出前ということになるし・・・。どう解釈しよう?) |
ブランクの傷(2) | Vジャンプ2002年12月号にブランクの全身の傷についての新情報が書かれてありました。 スクウェアからのコメントでは・・・「ブランクは、自分の傷については話したがらないので、誰にもわからないんです。ただ、過去に多くの修羅場をくぐりぬけてきたことだけは確かです!」とありました。 (結局、ベアトリクスの眼帯と同じか……。しかし、バクーなら原因を知っていると思っていたのだが、これでそれも無しになったわけだ。バクーのあの性格では、団員の過去を掘り返すようなことはしないだろうし……。ブランクから告白するのを待つしかなさそうだ。〔もちろん告白する相手はルビィだけということで……。〕ああ、また妄想が…。) 余談ですが、この号ではFFシリーズの脇役キャラの人気ランキングの結果が発表されていました。 1位がZのルーファウスで、2位がXのギルガメッシュで、3位がブランクでした。 (ちなみに4位がベアトリクスで、7位がミコトでした。) それにしても、ブランクは何時タンタラスに入団したのやら。兄貴分なんだからジタンより先輩でないとまずいと思うのですが……。 |
真諦 | Vジャンプ2002年8月号にジタンになぜ「真諦」(読み方は『しんたい』、もしくは『しんてい』)をあてたか書いてありました。多分皆様の想像通りだと思いますが一応書きます。 スクウェアからのコメントでは・・・「ジタンは、法律とか他の人がどうしているかとかは関係なく、自分が正しいと信じた道を進む人なんです! そんな彼には、この言葉がピッタリくると思ったんです。」とありました。 (書く意味はあまりなかったな・・・・・・。) |
FF世界遺産? | アルティマニアが発売されるまで、どの雑誌にも攻略記事がほとんど載っておらず、また、例外的にデザートエンプレスとイプセンの古城は難易度が高いからか、どの雑誌にも詳しい攻略方法が載っていた事を覚えておられる方は多いでしょう。 さて、なぜこんな事を書いたかと言うと、例によって古本屋巡りをして買った本の『週刊 ザ・プレイステーション Vol.208』の攻略記事は他の雑誌より面白かったからです。 ただの攻略記事ではありません。 ジタンたちがアレクサンドリア大学の研究員の考古学チームとしてデザートエンプレスを発掘しながら攻略するというハチャメチャな設定なのです。 ジタンたち8人がインディー・ジョーンズのような格好をしているイラストは一見の価値ありです。 (サラマンダー、似合い過ぎ・・・。) これから下にはその設定内容と発掘作業の一部を書いていきます。 (余計な部分については割愛しました。) (それにしても、これだから古本屋巡りはやめられない・・・。) |
考古学チーム | 『見事にまで美麗保存された宮殿内。神話に登場する神像の数々、用途不明の発掘品……。神秘の宮殿の謎が、アレクサンドリア大学の研究員らの手によって、今、解き明かされる!!』 |
ジタン | ジタン・T(助教授) 今回の発掘とは別のプロジェクトで、異なる場所にある遺跡を調査していた。骨董品収集が趣味。 |
ガーネット | ガーネット・T・A・17th(救護隊員) アレクサンドリア大学の理事長の娘。白魔法を得意とし、隊員の救護に努めるがスランプ気味。 |
ビビ | ビビ・O(黒魔術研究員) 黒魔術研究者。のんびりした性格のために、発掘の遅れをとるが、彼の調査は慎重そのもの。 |
スタイナー | A・スタイナー(研究員) 考古学チームの力持ち。どんな困難が待ち受けていようとも立ち向かう、強い心の持ち主である。 |
フライヤ | フライヤ・C(研究員) 愛用の長いスコップがトレードマーク。遺跡を発掘しつつ、消えた愛しき人の行方を探す女性。 |
クイナ | クイナ・Q(研究員) 食に対する執着心は人一倍。現在は古代食の研究のために、この考古学チームに在籍している。 |
エーコ | エーコ・C(考古学博士) デザートエンプレス発掘プロジェクトの主任。数々の遺跡を調査、研究してきた頼れる博士なのだ。 |
サラマンダー | サラマンダー・C(冒険家) 自由と孤独を愛す冒険家だったが、ジタンとの出会いにより心境の変化が。参加理由は自分を探すため。 |
ロビーにて | 【伝世品か!?】 『ロウソクに火を灯すと妖紅珠が発光する。エーコ博士は、光の中に、何か古代の遺物を発見した。』 |
光の間にて | 『発掘当初、我々は1本だけ火を灯しても反応のない蝋燭を確認する。しかし、通路での発掘をしていたビビ研究員はそこで光り輝く階段を発見した。』 |
灯の間にて | 『この場所でも、蝋燭に火を灯すことで変化する、さまざまな仕掛けを確認することができた。ここでお伝えする蝋燭を使ったギミックは、宮殿の随所に仕掛けられている。この宮殿を設計した建築者や、要所に安置されている神像の彫刻家ら、当時の職人(芸術家)たちは相当に高い技術力を持っていたのだろう。我々は、この宮殿が何人にも盗掘されていないことに心から感謝し、発掘作業を続けた。』 『ここでほかの蝋燭に火を灯してしまうと扉が閉まってしまう。おそらく侵入者を捕らえるための罠なのであろう。』 『蝋燭に火を灯すと右の像も消滅した。ここでなんらかの儀式が行われたのだろう。』 『ここにも妖紅珠が。続々と発掘される伝世品に、我々は打ち震え歓喜した。この宮殿からは、さらなる財宝が発見された。』 |
書庫にて | 『耳を澄ますとモーグリの声が聞こえてくる場所も。ビビ研究員は地獄耳?』 【現地モーグリとの会話】 『発見されるまで人ひとり足を踏み入れることがなかったこの宮殿を、ずっと護り続けていたモーグリ族のモングルさん。他人と会話をするのは久し振りだった様子。』 |
影の間にて | 『ここから先の部屋を結ぶ通路がどこにも見当たらなかったが、ビビ研究員は左側の通路にはあって、右側の通路にはないものを発見した。それは落下防止用(?)の手すりである。我々はカラクリを探した。』 『ここでも2本の蝋燭を灯すことで、この宮殿の謎を知る重大な手掛かりが発掘された。調査結果が待たれる。』 『悪魔の影が天使を追うかたちになると、次の瞬間、宮殿の最上階へと続く光の階段が出現した。疲れと安堵から、我々は最上階の発掘を翌日と決め、モングルの寝床を借りてテントを張ることにした。使い込んだ装備品の手入れをして、万全の体勢を整え夜明けを待った。』 |
調査結果 | エーコ博士かく語りき。 エーコ博士「無人化していただけあって、宮殿内はモンスターの巣窟と化していたわ。もし私の白魔法がなかったら、きっと宮殿内でみんな朽ちていたわね。最後の燭台の調査中に宮殿の防御システムが作動したのは驚いたけどね。こっそりとあっちこっちイジッたのが功を奏すとは思っても見なかったけど。」 |
一方・・・ | ジタン助教授の手記。 『○月×日 謎の石発見』 「エーコ博士らはデザートエンプレスの発掘作業を無事に終えただろうか? 彼女と時を同じくして私は、別の遺跡の発掘作業に取り掛かっていた。何かを発掘するのに理由がいるかい? 私の大学の考古学チームは、そんな世界の不思議を発見するのが大好きな面々が在籍してるんです。今度はどこかのお城にでも行ってみたいかな。」 |
ファミ通PS | ここから下は、『ファミ通PS2000夏休みSPECIAL』に掲載されていた情報です。 内容は、総合ディレクターの伊藤裕之さん中心のインタビューでした。 (私が面白いと思った内容のみを書きました。) |
ファンタジー | 伊藤さんがディレクターとして考えた\の方向性は、プレイしたユーザーが、「ファンタジーだな、」と思えるものにしよう、ということだそうです。 伊藤さんが考える“ファンタジー”とは、いま僕たちが日常的に生活しているときに手に入らないもの……アイテムであったり、キャラクターのジョブであったり、そういったものが出てくる、ということで、あとは、実際にはいないような姿形の仲間やサブキャラクターがたくさんいたりすることだそうです。 |
ストーリー | \のストーリー背景が複雑になった理由は、物語の背景となるものとして、スタッフの方々が宇宙の起源などについて集めてくれた資料が複雑だったため、そうなってしまったのだそうです。 (まあ、そのおかげであれだけのストーリーになったわけだから嬉しいのですが。) |
戦闘 | 伊藤さんによると、今回の戦闘は全体的にきつめにしたそうです。 理由は、例えばプレイヤーが100人いたら、そのうちの何人かは窮地に追い込まれるような、そういう場面を作っていきたいな、という思いがあったからだそうです。 (簡単だの、温いだの言う人は12時間プレイに挑戦しましょう。かなり苦しくなりますよ……。) |
ファンサービス | 昔の『FF』のパロディーっぽい部分は、純粋にファンサービスなのだそうです。 また、内輪受けにならないギリギリのところで抑えるようにしたそうです。 |
キャラクター | メインの8人の中でもっとも大変だったキャラクターは、ガーネットだそうです。 言葉遣いひとつとっても、どこから人を名前だけで呼ぶようになるのか、どこから親しみを持って話すようになるのかや、基本はオードソックスに、という方向で決めてはいたそうですが、どこをポイントに個性づけをしていくのか、というところがスタッフも苦労したそうです。 反対に、スタイナーなど、突き抜けているキャラクターだと、スタッフが持っているイメージと一瞬で合わせられるそうです。 例えば一言「……であります!」のような、かしこまった言い方をさせれば、「ああ、なるほど、コイツはこういうキャラだよね」、という感じになるそうです。 |
グラフィック | 伊藤さんは、具体的なグラフィックのイメージについては、あまりリクエストはしておらず、アートディレクターの皆葉英夫さんにお任せの部分が多かったそうです。 例えばデザートエンプレスなら、クジャ関係の場所だから、絢爛豪華というか、悪趣味の一歩手前というか(笑)、そういう風に決めたと思うのだそうです。 |
FFとは? | スタッフの方々の間に、『FF』とはこういうものだという、はっきりとしたイメージは持っていないそうです。 それでも、「『FF』かあ」ということになれば、実際にスタッフが持ち寄ってきたものを集めた瞬間に、いつもどおりの『FF』になってしまうそうです。 また、キャラクターの頭身とか、ウインドーとか、そういうものとは一切関係なく、近未来だろうが、遠い未来だろうが、中世だろうが、たぶん、どんな世界観で作っても『FF』になっていくと思うそうです。さらに、ロボットしか登場しないようなSF作品になったとしても『FF』になると思うそうです。 (しかし、映画がたった3週間ほどで打ち切られたところを見ると……。) |
音楽 | サウンドコンポーザーの植松伸夫さんによると、『\』の曲のテーマは、当初は、全編古楽でいこうと思っていたそうです。 (古楽とは、民族音楽がクラシックという形になるまでの橋渡しみたいなものだそうです。) さすがに全編古楽というのは無理だったそうですが、最初に作った、オープニングの曲とバトルのファンファーレには、古楽の雰囲気が残っているそうです。 また、エンディング曲に白鳥英美子さんを起用したいきさつは、最初はエルトン・ジョンや、エンヤの名前も出ていましたが、『\』は日本語の主題歌のほうがいいんじゃないか、ということになったからで、最終的に白鳥さんが起用されたのは、白鳥さんの声が、ストイックというか、俗世間離れしている感じがあり、生とか死とか、でっかいテーマでやるんだったら、そんな感じのほうがピッタリくるんじゃないか、と思ったからだそうです。 |
個性 | イベントディレクターの青木和彦さんによると、サラマンダーは、あまりしゃべらないキャラなので、個性をどう出していくか、かなり悩んだそうです。 逆にクイナは、食べ物というしっかりしたキーワードがあって、とにかく最後は食べ物ネタで落とす、という感じで作れたので、けっこうやりやすかったそうです。 また、ジタンも、スタッフ間で統一したイメージがあったので、やりやすいキャラだったそうです。 |
イーファの樹 | アートディレクターの皆葉英夫氏によると、イーファの樹は、プロデューサーの坂口博信さんが送ってきたサボテンの写真をもとに描いたものだそうです。 その後、伊藤裕之さんから、「もうちょっと怖いほうがいいね」ということで、最終的に今の感じになったそうです。 |
ムービー | ムービーを作成したスタッフの方々によると、ムービーを表現する際に難しかったのは、破片もひとつひとつ作っていった爆発のシーンと、肌の柔らかい質感と、髪の毛の感じと、波の表現に時間がかかったオープニングの嵐だそうです。 |