『サラマンダー×フライヤ』

戦いの中に身を置き、常人離れした力を持つ両者。

カップリングよりは戦友と表現したほうが良い二人。



場所 台詞と考察
アレクサンドリア
(ガーネット即位時)
船着場にて……。
フライヤ:「ジタンのやつめ、アレクサンドリアにおるのなら顔ぐらいみせれば良いものを……」
サラマンダーがやって来る。
フライヤ:「なんじゃ? おぬし……。私の顔に何かついておるとでも申すのか?」
サラマンダー:「誰もそんなことは言ってない……」

臨戦態勢になる。
フライヤ:「やるか!?」
サラマンダー:「俺は今まで喧嘩を売ったことはないが売られた喧嘩は必ず買う主義だ……。だが……、おまえがわびさえすれば、その無礼は見なかったことにしてやろう……」

フライヤ:「笑止!」

アレクサンドリア兵が止めに入る。
アレクサンドリア兵:「この場所でのいさかいは大罪です。ただちに止めなさい!!」
ジタン:「おいおい! おだやかじゃないな」

フライヤ:「ジタンではないか! 久しぶりに会ったというに悪いが、いまは取り込み中じゃ!」

サラマンダー:「この女……、おまえの知り合いか? ならば言っておけ……。焔〈ほむら〉色のサラマンダーとは俺のことだとな……」

ジタン:「まあまあ、そう怒るなよ、あいつも虫の居所が悪かっただけだよ!」
(闘っていたらどちらが勝っていたか? サラマンダーが負けたりして……)

夜、酒場にて……。
フライヤ:「ジタンのやつめ、どこへ行きおったのじゃ……」
サラマンダー:「さあな……」
(もう和解?)
トレノ キング家前で会話をする。
フライヤ:「なんじゃ、サラマンダーではないか? ひとりで水辺をながめているとは、なかなか風雅な一面もあるのじゃな」
サラマンダー:「……おまえはもう少し、もの静かな女かと思っていたがな」

(アレクサンドリアでのフライヤを見てそう思うとは……)
フライヤ:「すまぬな、おそらくはあやつと行動しておるからなのであろうな」
サラマンダー:「ジタン、か……。で……探し物は見つかったのか?」

フライヤ:「ふむ、じつは、クジャのことを調べておってな……。この屋敷の主、キングの正体がクジャだという話があるのじゃ。たしかにクジャらしき者をみかけたという話は聞けたのじゃが、はたしてそれが、この屋敷の主、キングであるのかどうかは……」

サラマンダー:「誰も知らない……」

フライヤ:「……おぬし、何を知っておる?」

サラマンダー:「さあな……」

フライヤ:「さしあたり、この屋敷を取り仕切っているオークショニアか……この男からなら、キングの正体の手がかりをつかめるやも……」

サラマンダー:「ふっ、あやしいもんだぜ……」

フライヤ:「……ところで、おぬしはどうなのだ? この街を知っているようだが、何か探し物でもあるのではないか?」

サラマンダー:「探し物? ただの用心棒あがりに探し物があるとでも思ってるのか?」

フライヤ:「用心棒?」

サラマンダー:「たいくつな仕事だった……。あいつが現われるまで……」

フライヤ:「??」

サラマンダー:「……どうやら、しゃべりすぎたようだ」

フライヤ:「おい、待たぬか!」

サラマンダー:「……おしゃべりなだけじゃなくて、人の青くさい昔話にまで興味があるのか?」

フライヤ:「おぬしの昔話か……。興味があるな、聞かせてくれぬか?」

サラマンダー:「……」

(と言うより、あんたが話したかったのでは?)

サラマンダー、過去を話し始める。
サラマンダー:「ちょうどこの場所だった……。あいつと初めて会ったのは……」
フライヤ:「あいつとは、誰じゃ?」

サラマンダー:「……ジタンだ」

フライヤ:「おぬし、会ったばかりではなかったのか!?」

サラマンダー:「ああ……あいつは覚えていねえようだが。ここの屋敷の……用心棒をしていた頃だ……。何でもよかったのさ……。ただ強い奴に会えるのなら、用心棒だろうが、泥棒だろうが……」


回想が終了して……。
フライヤ:「そ、それでおぬしまさか……」
サラマンダー:「それから……おたずね者になった……」

フライヤ:「く、……くくく……」
(笑いをこらえている)
サラマンダー:「なにがおかしい!」(そりゃおかしいさ)
フライヤ:「い、いや、おぬしなかなかに間の抜けた男じゃの……」
サラマンダー:「……よけいなお世話だ」

フライヤ:「いやいや、失礼した……。そうかそのようなことがあったか……」

サラマンダー:「かんちがいするんじゃねえぞ……。べつに奴をうらんでるわけじゃねえ・・・・・・。力がありながらそれを見せず、ただ仲間たちとつるむだけの奴が理解できん……。だから奴を見極めるために……」

フライヤ:「……おそらく再び出会うことは、おぬしらふたりの運命であったのじゃろう」

(これがサラマンダーの長話最高記録だったりする)
イプセンの古城 フライヤがジタンたちと手を切ると言うサラマンダーに……。
サラマンダー:「自分が正しかったとわかれば、もうおまえについていく必要もねえさ。次に会うときは敵同士かもな……。じゃ、あばよ」
フライヤ:「己の信じる道を行くか……。ある意味では哀しい男よのう……」

(エーコ、ビビ、スタイナーを置いていかないと見られません)
四つの祠 二人で火の祠を攻略する。
サラマンダー:「……なぜ俺がこの女と一緒なんだ?」(人間離れしている二人だからでは?)
ジタン:「あ、エーコと一緒がよかったか?」
サラマンダー:「……」

ジタン:「頼んだぜ!!」


祠の中にて……。
サラマンダー:「みっともねえな……」
火のガーディアン:「なんだと?」

サラマンダー:「こんなへんぴな所で闘う相手を探さなきゃいけねえなんてな……。いや、まるでどこぞの誰かさんみてえだ……。力の使い道を探すことから逃げて、強い相手を探すことばかりしていた……」

フライヤ:「サラマンダー……」
パンデモニウム 苦戦するジタンに加勢する。
インビンシブル内 テラから脱出直後……。
ジタン:「何とか無事脱出できたみたいだな……」
フライヤ:「確かにテラから脱出することはできたが、しかし……」

ジタン:「どうしたフライヤ? 何か問題があったのか?」

フライヤ:「いや、先程よりサラマンダーとも話しておったのじゃが……」

(仲良く相談ですか。対等に話ができる人がいないからかもしれませんが……)
黒魔道士の村 黒魔道士とジェノムの会話を見て……。
サラマンダー:「……」
フライヤ:「双方なかなかうまくやっておるようじゃな?」
(君たちもね)
サラマンダー:「ふん……ただのままごとみてえなもんだがな……」
フライヤ:「それも仕方のないこと……。誰しもが成長するまでに経験してきたこと、時間をこの者たちは奪われたようなものじゃからな……」

サラマンダー:「……奪われた時は取りもどせるのか?」

フライヤ:「わからん……。しかし今、我々が為すべきことも、できることもただひとつじゃ……」

サラマンダー:「簡単な結論だな……

フライヤ:「ああ……何人たりともこの時を二度と奪わせはせぬ!!

(すっかり意気投合しております)
まとめ この二人が一緒になって行動、会話する場面はずいぶん多いですね。
カップリングと言われてもおかしくはないでしょう。
フライヤがもし、エンディングでフラットレイとよりを戻していなかったら、サラマンダーに乗り換えたとしてもしょうがないかもしれませんね。










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