Gaia Times | ||||||
2005年 3月1日 | ||||||
『姫祭2005』閉幕! | ||||||
1月15日から一月半に亘って開催されていた『姫祭2005』が28日の昨日、人々から惜しまれつつ閉幕した。 参加者・応援者が80名以上、来場者が1万人近く、投稿作品も全部で52作品に達し、絵チャット会場で描かれた作品に至っては総数不明など、他にも類を見ないこの大規模なイベントが催された会場では、最後までガーネット姫を愛する者たちの熱気で沸きかえっていた。 跡地にモーグリが! 姫祭2005会場の跡地で、一匹のモーグリが楽しそうにはしゃぎ回っている姿が目撃された(写真)。 本紙記者がこのモーグリにインタビューしてみたところ、「姫祭はまだ始まらないのクポ?」と首を傾げていた。どうやら開催期間をおもいっきり間違えたようで、そのことを説明すると彼は「うわ〜んクポ〜!」と号泣しながら走り去っていった。 なお、これでは彼があまりに不憫なので、主催者から『クポの実』一年分が特別に贈呈されることが先程決定した。 |
2006年姫祭の開催予定地 来年はどのようなお祭りとなるのか、今から眼が離せない 画:ピコ・マンジ&ヒロミ・イセ |
|||||
チキン王が電撃結婚! 霧の大陸の南方に浮かぶスマ諸島を領土とする新興王国『TurboTone』の初代国王レン・ハルヤマが、この程アミダカンパニー課長のカリ・イノガミと結婚していたことが判明した。関係者の話によると、この二人はずっと以前から愛し合っていたそうなのだが、身分の違いや代官アオミ・コバヤシの横恋慕(?)など様々な問題があったため、今日まで先延ばしにされていたとのことである。本紙では二人が結婚に至るまでの経緯を纏めてみた。 2004年7月1日:スマ諸島に『TurboTone』王国建国。国民投票で国王はレン・ハルヤマとタヌ・アキヤマに決定。 2005年1月15日:姫祭2005開催。この頃知り合う? 2005年2月28日:カリ課長がプロポーズし、即日教会にて盛大に挙式。姫祭2005閉幕。 なお、誓いの口付けの最中アオミ・コバヤシが乱入し、『昼ドラ風三角関係』となるというハプニングがあったが、式場内の爆笑を誘っただけだったようである。 |
||||||
K・I氏の病状悪化か!? 大手イラスト会社『AlphaBeta』の創立者K・I氏が明日をも知れぬ容態に陥っているという情報が飛び込んできた。確かな情報筋によると、K・I氏は過労のため先月から自宅療養の生活を送っていたが、昨日急に体調を崩したそうなのだ。現在自宅には会社の重役を始め多くの関係者が押し寄せている。しかし、高齢とはいえ生来頑健なK・I氏の急病を怪しむ者も多く、現在私立探偵コバヤシがメイドのリュートと介護士のヒツジから詳しい事情を聞いている。 なお、K・I氏に万一のことがあった場合、遺産のPS2は令嬢のレンに相続されることになっている。 |
||||||
《特報》 FFT(ファイナルファンタジー・タンタラス)の新情報を独占入手!! 彼らの物語を絶対見逃すな! 1.始まりは城下町に流れたちょっとした噂からでした。 客@:「なぁ、お前知ってるか?」 客A:「ああ、この前目撃されたっていう魔の森の奥深くにある秘境のことだろ? 何でも廃墟となった街があって、そこには凄えお宝があるとか―――」 ルビィ:「……」 2.そろそろ小劇場を改修しようと考えていたルビィは、早速ブランクを連れて魔の森へと出発しました。 ブランク:「お前そんな噂信じてんのか? 第一どうして俺が―――」 ルビィ:「なんか文句あるのんっ!?」 3.ところが、魔の森を目指していたのはこの二人だけではありませんでした。 にぎやかな女:「うふふ。お宝は私の物よ〜v」 焔色の髪の男:「なぜ俺が……」 4本腕の男:「ククク、そのお宝さえ手にいれりゃオレも一気にSランクだぜ……」 4.一方、ブランクとルビィは魔の森を抜け、その街へ辿り着きました。 ルビィ:「ふうん。思っとったよりキレイなところやね」 ブランク:「……妙だな。廃墟になってからかなりの年月が経っているはずなのに、この辺には草一本生えてない……」 5.しかし、そこで彼らを待っていたのは―――(以下ネタバレのため伏字あり) ブランク:「ルビィ! くっそ、どこ行っちまったんだよ!?」―――(『何か』に襲われて逃げ回るうちにルビィと離れ離れになった後で) ルビィ:「どないしよ……。うち、今どこにおんのやろ?」―――(夢中で逃げた勢いで迷い込んだ森にて。直後追ってきた『何か』に攫われる) 4本腕の男:「ギャーーーーッ!!!」―――(同じ頃、何かに襲われて) ブランク:「俺の解毒剤が効かないのか?」―――(森の奥で気を失っているルビィを発見した後で) にぎやかな女:「今まで発見されなかった新種の種ってこと?」―――(ブランクと合流後。とある小屋の一室にて) *** かつてこの街にやってきた研究者の書類 書類@:「プラントブレインの種は最初の24時間で宿主の体力を奪い、次の24時間で養分を奪い、最後の24時間で発芽して命を奪う」 書類A:「プラントブレインの生態は非常に興味深い。その一つは数百年に一度、しかも一粒だけ種を蒔くことである」 書類B:「もう一つは『雌雄異花』。つまり花粉を撒き散らす雄花と、受粉後に宿主に種を植え付ける雌花に分かれていることである」 書類C:「プラントブレインの種を体内から除去することは不可能とされている」 書類C補足:「雌花から分泌される蜜から解毒剤を調合することは可能だが、雌花の大きさ・凶暴性は雄花の数倍はあり、近づくことさえ困難だからだ」 書類D:「この街に植物が侵入できなかった理由。それは崖の中腹から光り輝く特殊な鉱石の光を嫌っているからだと思われる」 書類E:「この街の住人が消えた理由について、私は恐ろしい結論に達してしまった。雌花が魔物を操って人々を襲―――」 (ページはここで途切れていた。著者の物と思われる血痕と共に) *** ルビィ:「ブランク……。うち、死ぬのん?」―――(意識を取り戻した後で) ブランク:「バカ言え。俺の解毒剤を飲んだんだ。少し寝りゃ元気になるさ」 ルビィ:「……そうやな。(ブランク、あんた昔っから嘘が下手やなぁ……)」 ブランク:「どうした? 誰か好きな奴でもできたのか? ……まぁ、俺には関係ないけどな」―――(回想・化粧をするようになったルビィに) 焔色の髪の男:「……ダメだな。完全に道が塞がれてやがる」―――(脱出路を探している時に) にぎやかな女:「まるで食虫植物みたい。一度獲物を捕らえたら絶対に逃がさないってわけね」 ルビィ:「ブランク、ごめんな。うちの我が侭でこんな目に遭わせてしもて」―――(種を植えつけられてから24時間後) ブランク:「いきなりどうしたんだ? お前らしくもねぇぞ」 (ひと時の語らいの後) ルビィ:「うち……なんや眠となってきた……」 ブランク:「待てよ! 俺の返事がまだ―――」 ブランク:「ルビィ、待ってろよ!」―――(一人森の奥を目指しながら) 焔色の髪の男:「お前は……!」―――(魔物との戦闘中に駆けつけてきた人物を見て) シッポのある少年:「へへっ、助っ人参上ってね♪」 ブランク:「こいつが雌花か……」―――(目的の物を発見して) バンダナをした少年:「兄キ、まさか、間に合わなかったっスか!?」―――(姫祭2005で公開された台詞の後で) ブランク:「あの時と同じか……。ジタン、マーカス、ルビィを頼む! このままじゃ全滅するぞ!」―――(魔の森脱出時) シッポのある少年:「(おい、なに考えてんだ……)」 ルビィ:「ブランクは? ブランクはどこやのん!?」―――(奇跡的に意識を取り戻して) ブランク:「やれやれ。今度ばかりは助かりそうもねぇ……な」―――(満身創痍の上に石化していく森に四方を囲まれて) 発売日完全未定! 4本腕の男:「あの……オレはどうなったの?」 |