Gaia Times
2004年 7月19日
話題のカップリングのツーショットを激写!
 4年前の大戦における八英雄のうちの二人、ジタン・トライバル氏とガーネット女王陛下は現在交際中ということでも有名だが、現在彼らを始めとした英雄や有名人同士のカップリングが人々の間で話題となっている。
 そこで今回本紙では、それらのカップリングの詳細について独占取材を敢行した。
 その結果、ほとんどのカップリングが大戦中に成立、もしくは急接近していた事実が判明した。

【おことわり】
 今回は交際や結婚が確認されているカップリングのみを取材いたしました。そのため片想いの場合や噂のみのカップリングについては掲載を見送らせて頂きます。ご了承ください。

今注目を集めているカップリングのツーショット写真(掲載許可を得ています)
撮影:むふふ絵チャット隊
交際の軌跡
 
ジタン×ガーネット:4年前の女王陛下の誕生日に城のホールにて出逢い、2ヶ月近くに亘る冒険の中で徐々に仲を深めていく。2年前の劇的な再会はアレクサンドリアで知らぬ者がないほど有名な出来事となっており、今も民衆の間で語り継がれている。現在ジタン氏は城下町に在住しており、時折女王陛下の部屋を訪れるという日々を送っている。二人の結婚に関しては女王陛下との身分の差が一時取り沙汰されたが、ジタン氏がキング家当主の弟であったことや、彼がウイユヴェールを始めとするテラ文明の発掘及び調査などに大いに貢献し、さらにその功績で準爵士の称号が贈られたことにより、その問題はほぼ解決されたようである。もちろん難色を示している貴族もまだ多いが、ジタン氏に対抗できる人物がいるわけでもないため、表立って不満を唱える者はいない模様。ただ女王陛下が位を捨てて庶民になることを望んでいるという噂もあり、今後も目が離せないことに変わりはなさそうだ。
 (
写真:先日城で催されたパーティーで、ジタン氏が女王陛下をダンスにお誘いしている様子。女王陛下が快く応じたのは言うまでもない)

 
ビビ×エーコ:4年前に外側の大陸にて出逢う。年齢が近いこともあって行動を共にすることも多く、二人の仲も非常に良かったらしい。大戦終結後、ビビ君は黒魔道士の村、エーコ公女はシド大公殿下の養女に迎えられてリンドブルムで暮らし始めるが、時たまビビ君は公女の元に遊びに行き、黒魔道士の村やマダイン・サリの近況を話してあげたり、夜の街へ遊びに連れて行ったりしていた。ビビ君は大戦が終わって約一年後に亡くなるが、公女は皆の前では涙一つ見せず、彼が遺した幼い子供たちを慰めてあげていたそうだ。なお、ビビ君はすでにコンデヤ・パタでクイナ・クゥエン宮廷料理長と結婚していたという情報もあるが、真偽の程は定かではない。
 (
写真:ビビ君が亡くなる少し前に子供たちだけで上演された劇のクライマックス。ビビ君が王子様で、エーコ公女がお姫様の役だったそうだ)

 
スタイナー×ベアトリクス:取材を始めるまで最も付き合いが長いカップリングと思われていたが、驚くべきことに御前試合で剣を交えるまで会話すらしたこともなかったらしい。しかも仲が良いどころか、何故かお互い反目し合っていたそうだ。しかし4年前に差出人不明(お互い相手からの手紙と信じ込んでいるが)のラブレターを読んでから急接近し、2年前にめでたく結婚する。二人は今も変わらずガーネット女王陛下に仕えているが、公私を混同することなく王宮騎士としての職務に励んでいた。なお、どちらが強いか兵士たちの間で話題となっているが、その答えが出ることは当分ない模様だ。
 (
写真:自室で眠っているスタイナー隊長の額にそっと口付けるベアトリクス将軍。隊長はその気配で目が覚めてしまったようだ)

 
フラットレイ×フライヤ:大戦前に成立していた唯一のカップリングだが、それから間もなくしてフラットレイ氏は国を出たまま行方不明となり、翌年フライヤさんも彼の後を追いかけて国を出る。そして5年後、クレイラで再会するが、フラットレイ氏の記憶は失われており、さらに直後のクレイラ壊滅によって再び離れ離れに。しかし大戦終結後、奇跡的に再会を果たし、また一から想い出を作り直し始める(この時フライヤさんはフラットレイ氏の生存を半ば諦めていたらしく、彼の姿を見たとたん気を失ってしまったそうだ)。現在フラットレイ氏はブルメシア竜騎士団長として、フライヤさんは副団長として活躍しており、さらに結婚も秒読み段階となっているとか。いろいろ辛い出来事があった二人だが、ようやく幸せを手に入れることができそうだ。ちなみに残念ながらフレットレイ氏の記憶は戻っていないが、フライヤさんにとって、もうそんなことはどうでもいいらしい。
 (
写真:愛する人から結婚を申し込まれて感涙に咽ぶフライヤさんと、彼女の涙を優しく舐め取るフラットレイ氏)

 
ブランク×ルビィ:ルビィさんが女優を目指して田舎から上京してきた時に出逢う。彼女をタンタラスに誘ったのはブランク氏だそうだ。二人の間ではケンカが絶えなかったが、仲間たちによると「ケンカをするほど仲が良かった」そうである(その証拠にケンカをした直後に仲良く談笑している姿がよく目撃されていた)。現在ルビィさんはアレクサンドリアの小劇場で女優として活動しており、ブランク氏はそこの男優兼ルビィさんのボディーガードを務めているが、仲間たちは「いいかげん一緒になればいいのに」と思っているとか。
 (
写真:偶然捉えた二人の仲睦まじい光景。彼の大胆な行動にルビィさんも戸惑いを隠せなかったようだ)

 
サラマンダー×ラニ大戦が始まる数年前にとある仕事で組んだことがきっかけで知り合うようになる。大戦が終わるまではお互いをただの同業者としか思っていなかったようだが、ジタン氏と知り合って考え方を改めたことで、相手を見る目に変化が生じ始めたようだ。現在ラニさんは南ゲート付近で小さな飲食店を営み、サラマンダー氏はそこに材料を届けるという静かな生活を送っている。
 (
写真:ラニさんの髪にこっそり口付けるサラマンダー氏。この先二人がどうなるか要チェックだ)

 
シド×ヒルダ1786年に結婚。ほとんど政略結婚だったらしいが、次第に心から愛し合うようになる。しかし一度別居状態にまで陥ったことがあったらしい。子宝には未だ恵まれておらず、そのため2年前にエーコ・キャルオル嬢を養女に迎える。現在円満な家族生活を送っているが、もしご子息が誕生した場合、跡継ぎを巡って国が二分するのではないかと懸念する声もある。
 (
写真:残念ながらお二人のツーショットは撮影できませんでした。その代わり他の女性とのツーショットは多く撮影できたので、近くヒルダ大公妃にお送りするつもりです。なお、この二人に関しては当初取材するつもりはありませんでしたが、記事を書くスペースが余ったため急遽行いました) 
《広告》

選択に迷った時はぜひ私たちにご相談下さい! 食事のメニューから運命の結婚相手まで公平に抽選させていただきます! 詳しくは『MUFUFUカンパニーアミダ課』まで!
・Aコース(結婚や就職など人生における重要な選択):10001ギル〜 【執行責任者:カリ課長】
・Bコース(食事や買い物など日常生活における選択):1001〜10000ギル 【執行責任者:カナコ係長】
・Cコース(オークションやカードゲームなど娯楽における選択):0〜1000ギル 【執行責任者:リュート主任】

いつ落ちるか判らないスリル興奮、そして落ちなかった時に込み上げてくる感動を味わいたくはないか!? 明日の『落ち王』は君だ!!
・初代落ち王:タケオ
・2代目落ち王:キコリ
・3代目落ち王:???

自作の絵がありましたらぜひお持ちより下さい! 編集局長のアラズラム先生が変な記事面白い広告を書いてくれるかも!? お問い合わせは『Gaia Times本社』まで!

幻の作家の著作と伝えられている小説集『ゼフィランサス』を探しております。一話につき10000ギルで買い取りますので所有されてる方は『隠者の書庫ダゲレオ』までご連絡を!









inserted by FC2 system